本格的なオフィスづくりの前に、「試してみる」という発想
前回の記事では、AI時代の新しい働き方を検
前回の記事では、AI時代の新しい働き方を検証する場として「パイロットオフィス」が注目されている理由をご紹介しました。
では、そのパイロットオフィスはどこで始めればよいのでしょうか。
オフィスのリノベーションや移転には、多額の投資が必要です。一度完成してしまうと簡単には変更できません。しかし、ハイブリッドワークや生成AIの普及など、働き方が急速に変化している今、自社にとって最適なオフィスの形は実際に使ってみなければ分からない時代になっています。
そこでおすすめしたいのが、シェアオフィスやレンタルオフィスを一定期間利用し、自社の「パイロットオフィス」として活用する方法です。
まずは小さく始め、社員の反応や働き方を検証する。その結果を本社オフィスや将来のリノベーション計画へ反映するという考え方です。
シェアオフィスは都市型サテライトオフィスとしても活用されている
シェアオフィスというと、フリーランスやスタートアップ企業が利用するイメージを持つ方も多いかもしれません。
しかし近年では、企業がサテライトオフィスとして利用するケースも増えています。
営業拠点やプロジェクトルームとして活用したり、特定部署だけが利用したり、在宅勤務と組み合わせたハイブリッドワークの拠点として利用するなど、その用途はさまざまです。
特に、家具やインターネット環境、会議スペースなどがあらかじめ整っているシェアオフィスは、短期間で利用を開始できるため、都市型サテライトオフィスとして非常に相性が良い施設と言えるでしょう。
今求められているパイロットオフィスとは
従来のサテライトオフィスは、「支店や営業所を増やす」という目的が中心でした。
一方、現在注目されているパイロットオフィスは少し考え方が異なります。
目的は、新しい働き方やオフィス環境を実証することです。
例えば、
・フリーアドレスは自社に合っているのか。
・社員同士のコミュニケーションは活性化するのか。
・AIを活用する時代に必要な執務環境とはどのようなものか。
・社員が「出社したい」と感じるオフィスとはどんな空間なのか。
こうしたテーマを、実際に社員が働きながら検証できるのがパイロットオフィスです。
シェアオフィスをパイロットオフィスとして利用するメリット
シェアオフィスを活用する最大のメリットは、「低コストで実証実験ができること」です。
オフィス機能は最初から整っているため、大規模な設備投資をすることなく、すぐに利用を開始できます。
また、一部の部署やプロジェクトチームだけで運用を始めることもできるため、本社業務を止める必要もありません。
さらに、実際に社員が利用することで、
「どんな席が好まれるのか」
「コミュニケーションは増えるのか」
「集中できる環境とは何か」
といった、図面や会議だけでは分からないリアルなデータを得ることができます。
これは将来のリノベーションやオフィス移転を考えるうえで、大きな財産になります。
利用前に知っておきたいポイント
もちろん、シェアオフィスにも一定の制約があります。
内装やレイアウトを自由に変更することはできませんし、希望するエリアや広さの個室が常に空いているとは限りません。
また、共用ラウンジでは他の利用者もいるため、機密性の高い打ち合わせには個室や会議室を利用するなどの配慮も必要になります。
しかし、パイロットオフィスとして利用するのであれば、これらの制約は大きな問題にならないケースも少なくありません。
オフィスづくりも「試してから投資する」時代へ
これまでオフィスづくりは、一度完成したら何年も使い続けることが前提でした。
しかし現在は、働き方もテクノロジーも変化のスピードが速くなっています。
だからこそ、最初から完璧なオフィスを目指すのではなく、小さく試し、改善を重ねながら最適解を見つけるという考え方が重要になっています。
シェアオフィスをパイロットオフィスとして活用することは、リスクを抑えながら未来のオフィスを考えるための、現実的で効果的な選択肢の一つと言えるでしょう。
パイロットオフィスとして利用できる個室をご紹介しています
PREMIUM OFFICEでは、2〜8名程度で利用できる個室オフィスをご用意しています。
サテライトオフィスやプロジェクトルームとしてはもちろん、将来のオフィスリノベーションや働き方改革を検証する「パイロットオフィス」としてもご活用いただけます。
まずは実際の個室や空室情報をご覧いただき、自社の働き方に合うオフィスをイメージしてみてはいかがでしょうか。
「行きたくなるオフィス」創りのご参考に~「REMIUM OFFICE 秋葉原」
当社が運営するシェアオフィスの「PREMIUM OFFICE 秋葉原」は中古オフィスビルをシェアオフィスにリノベーションした物件です。
このシェアオフィスは、コワーキングスペースとレンタルオフィス(個室)が併存するタイプで、規模的には100坪程度の広さがあり、これをシェアオフィスとしてでなく、一つの企業のオフィスとしてみた場合に「フルパッケージ型の行きたくなるオフィス」の要素がほぼ含まれていることから、「働き方改革」や「クリエイティブオフィス」としてのオフィスの検討をされる場合のパイロットオフィスとしてのご利用にもマッチするのではないでしょうか。
フルパッケージ型の「行きたくなるオフィス」についてはこちらのページをご覧ください。
「ABW」のパイロットオフィスのご参考にも
ABWは「Activity-Based Working」の略で、働き方を従来の固定のオフィスデスクから、特定の活動に基づいて柔軟に選択できる形態に変える多様な働き方の一つを指しますが、このABWを目的としたパイロットオフィスにもシェアオフィスの利用はとてもマッチします。
ABWについては、こちらのページをご覧ください。
















